俳人の馬場駿吉先生は91歳になられても子供のような心を持たれている方で、こんな若輩の私とも同じ目線でお話をしてくださいます。
木々について、花について、風、水について、お天道様について…そこに宿る精霊を先生も感じておられ、写真俳句集、「花物語」はとても新しいもの、純粋なものに仕上がってきています。
今先生は体調を崩されているけれど、回復されたらご一緒に御神木に触れに行きましょう、そして木の声を訊きにいきましょう。と笑いながら楽しい約束をしました。
先生はお話ししていると、「俳句は自然の声を訊くこと。」と何度もおっしゃいます。
私が病気になって、自然治療を受け、そこで獲得してきた感覚と俳句はとても共鳴しているのです。
私が自然の力に慰められたと同様に、この本が見てくださる人の心を慰めるものとなるよう願っています。
花物語は来年本になる予定です。
またブログでお知らせいたします。