今日100歳の祖母が亡くなった。
父が亡くなってから祖母の支援がなくてはうちの家族は生活すらままならなかった。
私が美術を続けて来れたのも祖母のおかげだ。
今年の春は体調が安定していたので久しぶりに一週間ほど祖母の家に通った。
祖母の庭は日本庭園で桜、梅、木瓜に木蓮、椿、さざんかや水仙などが見事に咲く。
彼女は芸術は好きではなかったから私の作品はなかなか理解してもらえなかったけれど、庭の木瓜を撮影させてもらい贈った写真、これは華やか!と満面な笑みで喜んでもらえた。
花を通して心を通わせることができたあの一週間は今思えば神様が用意してくれた特別なものだったように思う。
40歳手前で亡くなると言われたほど体が弱かった祖母はみんなに愛され100歳まで生きた。
これもまた神様に守られていたのだと思う。
おばあちゃん本当にありがとう、天国で安らかに。