大好きだった子供の頃のピアノの先生からいただいた大切なドライフラワー。
芸術を通して再会し今では私の大切な理解者。
子供の頃、先生がショパンを弾く姿を見てよくわからなけれど美しい音楽とピアノを弾く先生の表情にとても驚いた覚えがある。
昔家に置いてあったノクターンのアルバム、黒い森のようなロマン派の絵画がジャケットでこのCDからは絶対に素晴らしい音楽が出てくるに違いないと思った。
今またノクターンを聴いてみると色々なものがこみ上げてくる。
先生がスイスでピアノの巨匠、Claudio Arrauの愛弟子に師事していたとき言われた言葉、
「音楽は愛、アラウもそうだったわ。」
その言葉が頭から離れない。
時代を超えアラウは音楽を通して私に愛を伝える。
すべての根底になくてはならないもの、愛。
それが自然と溢れ出てくる、いつかそんな芸術家になりたい。